友だちどうしの「生産」と「消費」の先に、
ハッピーな未来があるんじゃないか──。

どのくらい仲良しだと“トモダチ”なのか?
“友産友消”の先にどんな未来がまっているのか?

トモトモは、1999年に生まれたNGO「ナマケモノ倶楽部」が、これまで手がけてきた環境運動や文化運動、そしてスロービジネスの先にある暮らし方を模索・提案するムーブメントです。

 
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大丸百貨店のウェブマガジン「”今”から未来の定番を探るメディアF.I.Nにて、

友産友消をとりあげていただきました。https://fin.miraiteiban.jp/friendship_economy/

友産友消【ともさん・ともしょう/friendship economy】

NGO団体・ナマケモノ倶楽部が提唱するムーブメントで、友達が生産したものを友達が消費(買う・食べる・使用する)していこうという考え方。

 

この“言い出しっぺ”だと話してくれたのは、ナマケモノ倶楽部共同代表 兼 スローウォーターカフェ有限会社代表の藤岡亜美さん。現在は宮崎県に住む藤岡さんが友産友消を提唱するに至った背景は、10数年ほど前に遡ります。「東京でオーガニックカフェやマルシェの運営などに関わっていた頃、よく思っていたんです。食卓が、友達になった有機農家さんの野菜やフェアトレード食材などの、単なる“顔の見える”っていうよりはもっと近い、応援している誰かの作るもので満たされていくのってとても嬉しいことだなと。それで、こういう繋がりの形を友産友消と呼ぼうと思いついたんです。

 

もっと昔、学生時代にフィールドワークで滞在していたエクアドルの辺境の村では、ご近所さん同士であえて違うものを畑に植えては交換して、現金がなくても豊かに暮らしていました。お金で買うのは塩と油とロウソクくらい。友産友消ほぼ100%のモデルですよね。宮崎に住むようになった今は、旬の恵みを無駄にせず、タイミング良くお裾分けするという友産友消のスキルが高まったように感じています」。

 

友産友消の魅力を尋ねると、「なんと言っても“美味しさと嬉しさ”が何十倍にもなるところ」だと藤岡さん。「友達の作ったものを料理して食べる、誰かにプレゼントする、SNSで発信する。応援はいろいろなスタイルでできます。また友達の作ったものを通して、みんな繋がり、友達の輪が広がっていくことも魅力だと思います」。

 

ナマケモノ倶楽部では、SNSで#友産友消をつけて日々食べるものをアップしたり、各地でマルシェやイベントを行ったりしながら友産友消のムーブメントを広げる活動をしています。藤岡さんも、自宅の庭で養蜂しているニホンミツバチのミツロウを用いたエコラップ作りのワークショップを主催しているのだそう。「地産地消やフェアトレードのように友産友消をひとつの文化にしていけたら、食や環境問題を捉え直すことに繋がり、人々の暮らしを豊かにするためのひとつの道しるべになるのではないかと思っています」。

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